もくじ
済州島直送 黒豚 オギョプサル＆モクサルを「トンジュヌンナムジャ」で食べ尽す
日本では「焼肉」と言えば「牛肉」ですね
日本人には牛肉がポピュラーですし美味しいですものね
日本では焼肉店に「ホルモン」もありますし
ホルモンは焼肉店で食べるものだと言う認識がありますね
また豚肉も焼いて食べるなら「焼肉店」で食べますが
やはり「主役」ではありませんよね
日本では「サムギョプサル」も「焼肉店」にありますし
「サムギョプサル」を食べに「焼肉店」に行きますもんね
韓国では「牛焼肉」は「牛焼肉店」 「ホルモン焼」は「ホルモン焼店」
「豚焼肉」は「豚焼肉店」と言う具合に分かれています
ですから美味しい「オギョプサル」「サムギョプサル」をいただくには
「豚焼肉店」へ行きます
さてそんな「豚焼肉店」の激戦区弘大(ホンデ)に
美味しい美味しい豚肉を食べさせてくれるお店があります
「トンジュヌンナムジャ」
オギョプサルとモクサル(首の周りの肉)が絶品です
豚肉は皆さまご存じ「豚肉の聖地」済州島(チェジュド)から
厳選された極上の豚肉を仕入れ
お店で熟成してからお客様に提供するという徹底ぶり
オーナーの「こだわり」と「プライド」がうかがえます
一般的な豚焼肉のお店ならオギョプサルもモクサルも
生肉のままテーブルに運んできてそのまま焼き始めます
ところが「トンジュヌンナムジャ」は
あらかじめ豚肉の表面を下焼きしてから提供します
しかも「練炭」を使って豚肉の表面を焼き
肉汁を閉じ込めると言うのですから
そのこだわりにはただただ感心させられます
そしてぜひともその「こだわりの味」をいただきたくなります
「オギョプサル」と「サムギョプサル」
ここまで読んでいただいて ちょっと待て
「オギョプサル」と「サムギョプサル」が出てきたけど…
「サムギョプサル」は良く聞くけど…
「オギョプサル」はあまり聞いたことがないな…とおっしゃる方も多いのでは
ではそもそもこの二つは同じものなのでしょうか？
それとも別のものなのでしょうか？
オ(５) ギョプ(層) サル(肉)
５層の肉⇒五枚肉と言われています
皮ー脂身ーバラ肉ー脂身ーカルビ
これで「５層」となり「五枚肉」となるわけです
では「サムギョプサル」の方は
どうなるのでしょうか？
サム(３) ギョプ(層) サル(肉)
３層の肉⇒三枚肉と言われています
しかし実際は皮の部分を削いだ
脂身ーバラ肉ー脂身ーカルビ の４層です
黒豚の名産地「済州島(チェジュド)」をはじめとする
韓国の南の地方の食肉加工処理方法は
毛をそぐだけで皮を処理せず出荷するので
皮ー脂身ーバラ肉ー脂身ーカルビ の「５層」で「五枚肉」となります
ところが南部以外の地方
ソウルをはじめとする韓国の北部中部の食肉加工処理方法は
毛を削ぎ皮を処理して出荷するので
脂身ーバラ肉ー脂身ーカルビ の「４層」で「四枚肉」となります
だとすると…
サ(４) ギョプ(層) サル(肉)
４層の肉⇒四枚肉となるはずです
なのに「サムギョプサル(３層肉)」と呼ばれます
なぜ「サギョプサル(４層肉)」と呼ばないのでしょう？
日本では 四⇒し⇒死 となり
「四」は忌み嫌われます
韓国でも ４⇒サ⇒사⇒死 となり
「四」は忌み嫌われます
ですから「サギョプサル(４層肉)」と呼ばず
「サムギョプサル(３層肉)」と呼ばれるようになったと言われています
ではそもそも「５層」の「五枚肉」と
「４層」の「四枚肉」で違いはあるのでしょうか？
「皮の処理がしてあるもの」と「皮の処理がしていないもの」
と言うことになるわけですが
この違いはそれほど大きなものなのでしょうか？
先ほども申し上げましたが豚の高級品種は「黒豚」
その「黒豚」の名産地は済州島(チェジュド)です
済州島(チェジュド)の「黒豚」を提供しているお店は
食肉加工処理方法的にも「オギョプサル」になりますし
それをよりアピールするためにも
「オギョプサル」を称することとなるのでしょうか？
何はともあれ「豚焼肉」のレベルが非常に高い韓国に来たなら
美味しい「オギョプサル」や「サムギョプサル」をたくさんいただきましょう！
場所・アクセス・行き方
地下鉄２号線 仁川国際空港鉄道 京義・中央線の「弘大入口駅」９番出口を出て
大通りをまっすぐ(西側・合井 Hapjeong ハプチョン 駅側)に150ｍ歩きます
Hongik-roで左折して100m進み
Hongik-ro 3-gik(弘大の大通り)を右折して250m進みます
Jandari-ro 6-gilを右折して40ｍ歩き
左折すると正面(と言うかクランクの曲がり角)に見えます
「弘大入口駅」９番出口から不動産的には「８分」
一般的には「10分弱」というところでしょうか
初めての方にはわかりずらいと思いますので
Googleマップを頼りに歩いてください
【住所】 ３４−９ Jandari-ro 6-gil, Seogyo-dong, Mapo-gu, Seoul, 韓国
【電話】 +82 2-6677-0499
【営業時間】 16時30分～23時30分
お店の様子
店内はカジュアルで気を張ることなく
気軽に利用できます
席数は50席程でしょうか
ピーク時間を外せばゆっくり食事できます
テーブルとイスは焼肉店の定番
ドラム缶を利用したテーブルとイスです
コートや上着 バッグなどはイスの中に入れてしまいましょう
邪魔にならず匂いもつきませんので助かります
メニュー・注文
メニューは壁一面の大きな黒板に書いてありますが
ハングルだけなので残念ながら読めません
パウチした一枚物のメニューがあり
こちらは日本語表記がありますので安心です
一番上の「オギョプサルとモクサルのセット」39,000韓国₩が
お薦めで初めての方はぜひ注文してください
量的には大食漢の男性同士なら２人用
普通の人たちなら３～４人用ですので目安にしてください
済州島(チェジュド)直送黒豚のオギョプサルとモクサル
注文をするとこのようなセットが用意されます
テンションも上がり待ちきれません
酢漬け大根で酢漬けと言っても甘めです
お肉が焼けたら包んで食べましょう
ニンニクとサムジャン(味噌)です
どちらもお肉が焼けたら一緒に包んでいただきます
キムチは醗酵していて酸味があり
とても美味しく本場の気分に浸れます
白ネギの和え物でこれもお肉と一緒に包んでいただきます
私は大好きなのですが白ネギがダメな人はご注意ください
唐辛子はサムジャンにつけて食べると本当に美味しいですし
サンチュはお肉が焼けたら包んでいただきましょう
普通はオギョプサルもモクサルも生のまま運ばれてきて
そのまま鉄板で焼き始めますが
「トンジュヌンナムジャ」はお店の奥で
お肉の表面を練炭で焼いて肉汁を閉じ込めます
その状態でテーブルに運んできて焼き始めますので
美味しい状態のお肉をさらに美味しくしていただきます
事前に表面を焼くということ
しかも「練炭」にこだわること
この「こだわり」こそが「トンジュヌンナムジャ」の
プライドであり美味しさの秘訣なのです
下焼きしたお肉を鉄板で焼いていただきます
その手さばきに見惚れ期待はますます膨らみます
オギョプサルは食べやすい大きさにカットされ
五枚肉の五層がはっきりと見えます
さすが済州島(チェジュド)直送の高級黒豚
皮がはっきり見て取れますね♡
モクサル(首周りの肉)も食べやすい大きさにカットされ
表面をゆっくりしっかり焼いていただきます
もう見ているだけで惚れ惚れとする美しさで
食欲は高まりもう待ちきれません(笑)
オギョプサルは脂がのってとてもジューシー
魔法の付けダレ「麻薬ソース」につけていただきます
サムジャンを付けてサンチュに包んでいただくと
口の中で肉汁の甘味が広がり至福のひと時です
モクサルはしっかり歯ごたえがあり
味わい深くヘルシーだと思うだけで美味しさ倍増です
豚肉がこんなにも美味しいなんてと思わせる
絶品にして必食の豚肉です
お肉の量は大人３人前～４人前はあると思われますが
恥ずかしながら２人で完食してしまいました(￣▽￣;)
その他
一般的にサムギョプサルやオギョプサルは
サムジャンを付けサンチュに包んでいただくのですが
「トンジュヌンナムジャ」は魔法のたれ
「麻薬ソース」につけていただきます
しょうゆベースの付けダレなのですが
これが何とも美味しくクセになるほどです
私もはまってしまい必ず麻薬ソースにつけていただいています
皆様もぜひこの魔法のつけダレ「麻薬ソース」をお試しください
テンジャンチゲをいただきましたが
このチゲが美味しいのです
味に深みがあると言うかあっさりした中にも
旨味が凝縮されている感じがします
オギョプサルもモクサルもしっかりした味わいがありますので
あっさりしたチゲと一緒に召し上がって満喫してください
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